神奈川県保険協会主催の講座でマイナンバーの講演をします
神奈川県保険医協会が主催するシリーズ講座「共通番号(マイナンバー)を斬る」の第1弾の講師として招かれました。
日時 2015年4月10日(金)19:30-21:00
会場 保険医協会・会議室 アクセスマップ
参加対象 一般の方、会員、未入会の医師・歯科医師、医療従事者など
参加費 無料
お申込み・お問合せ 事前に医療情報部までお電話にてお申込みください
(TEL 045-313-2111)主催 神奈川県保険医協会・医療情報部
講演のテーマは 「マイナンバーの目的は何か、社会をどう変えるのか」を予定しています。詳しく言うと
10月に始まるマイナンバー制度、プライバシー侵害を危惧されている方も多いでしょう。しかし、問題はそれだけでしょうか。
マイナンバーのルーツは、社会保障費の抑制を進めていた小泉政権にあります。国民全体に痛みを強いるのでは抵抗は大きく限度がある、なら痛みに差をつけよう、誰により大きな痛みを与えるのか選別(政府は「真に手を差し伸べるべき方を見つける」と表現)しようと考えたのです。あなたは多額の医療費を使う資格はもうありません、生活の保障を受ける限度を既に超えていますといった選別を行うために、様々な個人情報を正確・迅速に集約する道具、それがマイナンバーなのです。
一方、企業も販促やリスク回避のために消費者の個人情報を集め選別をより効率的に行いたいと考えています。マイナンバーが一旦始まれば民間利用へと進むのは明らかです。
マイナンバーによって、個人情報を集められ、政府や企業によって、一方的に選別される、そういった社会が目前に迫っているのです。
今回は、マイナンバーの目的や動機、背景とともに、それがどのような社会をもたらすかについてお話をしたいと思います。
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